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「日本語教師の資格を取ろう」>その4・日本語教師こぼれ話

日本語教師体験談その4~日本語教師こぼれ話(4)~

■日系人の日本語

ご存じの通り、ブラジルは日系移民の方が多く、今も日本語を流暢に話せる人が多くいます。日本語が話せる日系人と話していると、自然とポルトガル語と日本語を混ぜて話すようになります。

例えば

☆文中、単語のみポルトガル語にする場合
  ・cafe飲みますか。 (※cafe=コーヒー)

これは全く違和感がありません。日本語の中に英語が混ざっているようなものです。

しかし、驚くべきことに、こんなヴァージョンもあります!

☆動詞化

pegar(ペガール/取る)  → Pegaする (例:ちょっとそれPegeして。)
limpar(リンパール/掃除する) → Limpaする (例:そこLimpaして。)

言語に対し柔軟な日本人の血を引く所以?と思えてなりません。

さて、この話、ブラジルだけかと思いきや、アメリカの一部の日系社会でも同じ現象が。LA在住の私のいとこが、実際に職場の人にこう言われたそうです。

 ・そこCleanして!

そんな馬鹿な、と思いましたが、あり得ない話でもないと思います。 いつか渡米する機会があったら、本当かどうか確かめてみたいものです。