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日本語教師体験談その4~日本語教師こぼれ話/教室編(1)~

苦悩

絵カードなどの市販の副教材は、絵が下手な私には必要不可欠なアイテム。
しかし、絵カードはどのような状況でも使えるというわけではありません。

例えば、学習者の質問に答えるとき。
ホワイトボードや黒板に簡単に絵を描いて説明したほうが良い場合があります。
そんなとき、絵心のない私にとっては苦痛のひととき。

学習者の質問に対し、犬の絵を描き説明しようとしたところ

「先生、それは何ですか?猫ですか?」
「ええっと~、犬です(涙)…」

そうなると、話題は一気に私の描いた「犬猫」に。本題である日本語の質問は忘れ去られます。
絵が上手になる必要はないけれど、せめて何が描いてあるかわかる程度にはなりたいなと思います。

絵を描いた日は、授業の内容よりも絵の面白さがウケたりします。どうせなら、本業の方でウケたいなぁと、絵を描いた日は毎回思います。