「日本語教師の資格を取ろう」>その4・日本語教師こぼれ話
日本語教師体験談その4~日本語教師こぼれ話(5)~
どの言語が一番?
教師たる者、言語を如何に難しいと思わせず学習者に学んでもらうか、日々考えながら授業をしています。一日も早く上手になって欲しいと願いを込めながら。
しかし、いざ他の言語教師と話すと「如何に我が国の言語が難しいか」という話になります。
ブラジル人のポルトガル語教師曰く、「英語は簡単。ポルトガル語は本当に難しい。」
中国人の中国語教師曰く、「日本語の助数詞は数が多くて難しいと言うけれど、中国語の方がもっと多い。」
日本人の日本語教師曰く、「音読みと訓読みがあって難しい。それから、敬語。日本人でも間違える。」
いったい何の争いなんだ…。
★おまけ
(1)ポルトガル語が難しいとする理由・男性名詞、女性名詞がある
・人称に対する動詞の変化が英語より多く複雑
(2)中国語の助数詞
・中国語では助数詞を「量詞」と言う
・現代中国語においては、約200種類。単位を含めると350種以上になる