日本語教師 資格を取得しよう

日本語教師の資格を取ろう

日本語教師の資格を取るには

日本語教師資格には実は国が定める国家資格はありません。法的には誰でも日本語教師になることができます。そうは言っても、日本語教師の仕事をしようと思ったら、それなりの日本語教師資格があると認められなくてはなりません。通常日本語教師の資格として認められているのは以下の三つです。

  1. 日本語教師養成講座(420時間以上)を受講する(例えばヒューマンアカデミー日本語教師養成講座

  2. 通信講座で日本語教育を学び、日本語教育能力検定試験に合格する(例えばアルクのNAFL日本語教師養成プログラム

  3. 大学で日本語教育を専攻し、単位を取る

日本語教師の資格については、「日本語教師の資格・条件」で詳しく解説しています。

本サイト、「日本語教師になろう」では、「日本語教師って何?」「どうやったら日本語教師になれるの?」「英語が話せなきゃダメなの?」「日本語教師はどんなところで仕事できるの?」という「日本語教師になるにはどうするの?」を知りたい方向けに、日本語教育の現状、日本語教師になる方法、どんなスクールがあるのか、などのお役立ち情報を紹介しています。これから日本語教師を目指される方々や、日本語教師に関心がある方向けに、日本語教師の一経験者の立ち場から情報を発信します。

筆者の日本語教師資格取得&教師の経験

筆者が日本語教師を目指して日夜勉強に励んでいたのは、もうかれこれ20年ほど前の話。
ちょうどその数年前に、ベトナム人留学生(香取慎吾さん)と日本語学校教師(安田成美さん)との交流を描いた「ドク」というTVドラマが話題になり(懐かしい!)、日本語教師という仕事が知られ始めた頃でした。

とはいえ、当時まだまだ一般的には日本語教師のきちんとした中身や現実は知られておらず、「日本語教師?なぁにそれ?」とか、「国語の先生なんでしょ?」と言われることも少なくありませんでした。

最近では「ドク」は知らなくても、「日本人の知らない日本語」は知っている!という人も多いのではないでしょうか。外国人に日本語教師の楽しさや苦労話、そして日本語の面白さをコミカルに描いた人気エッセイです。2010年にはテレビドラマ化もされています。このエッセイやテレビのおかげで、日本語の奥深さ、そして日本語教師という仕事の醍醐味が多少なりとも伝わったのではないでしょうか。

現在の日本語教育を取り巻く状況

私が日本語教師を目指したときから約20年たった現在、国内・海外ともに日本語教師や日本語教育をとりまく状況はずいぶん変わりました。大学や日本語学校で教える以外にも、公立の小中学校での外国人児童・生徒への日本語指導、定住外国人への日本語教育、介護分野で働く外国人の日本語指導など、日本語を教える対象も内容も多様化しています。

日本人だからといって、簡単に外国人に日本語を教えられる訳ではなく、「外国語としての日本語」を教えるには、大量の知識とスキルを身に着ける必要があります。また、多様化する日本語学習のニーズに合せて、日本語や伝統的な日本文化だけではなく、最新のサブカルチャー(アニメ、マンガ、芸能情報など)の情報にアンテナをはっておくことも求められます。

また、日本に定住する外国人とその子供の増加に伴い、日本語を学ぶ動機も目的もどんどん多様化しており、日本語教師が教える内容や方法にもひび工夫が求められています。

本サイトでは、日本語教師になるための情報にとどまらず、国内外での日本語教育の動向についても有益な情報を提供します。



日本語教師募集のFacebookページ

当サイトでは日本語教師募集に関するFacebookページを設けております。日本語教師募集Facebookページもご利用ください。